Vermilion

コンセプトカラー「バーミリオン」について

vermilionは、色の名前で「朱色」と辞書に書かれています。これは私にはちょっと納得がいきません。
Random House Webster's College Dictionary
皆さんは「朱色」を絵の具でつくるとき、赤に黄・白を混ぜると思います。「朱色」は絵の具を混ぜて作れる色ですが、「バーミリオン」は国語辞典によれば「硫化水銀を主成分とする朱色の顔料。また、その色。」とあるように、何かを混ぜてつくる色ではないのです。つまり、「朱色」イコール「vermilion」ではないのです。

vermilion

赤いカバーの我が家の英語辞典では、a brilliant scarlet red. a brightred とあります。「明るい赤」「輝く赤」ということでしょう。
一言で赤といっても、紅・真紅・朱・スカーレット・ワインレッドなどなど、いろいろな赤があります。
私のvermilionは、たとえばF1で大活躍!あの名門の赤をイメージしています。

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疾走するフェラーリ

誰よりも速くスタートし、先頭に立って集団を率いるリーダーとなる。
まさに時代が要求する先駆けの赤です。
また、年賀状を2色で印刷するときの赤は「金赤」というインクを使います。
これも、私にとってのvermilionです。
お正月にお屠蘇をいただきますが、これも目出度い朱色の盃ですね。そういえば学問の神様、太宰府天満宮も基本の色はvermilionです。

牧のうどんの赤鉛筆

「牧のうどん」の赤鉛筆

うどん好きの私はよく大好きな釜揚げうどんのチェーン店で素うどんを(かた麺で)いただきます。そこで注文に使う赤鉛筆にVERMILIONの文字があります。これも私の好きなvermilionです。
テストで百点満点とったり、五重丸・はなまるもらうと励みになります。また厳しくチェックしてもらい添削していただかなければ、間違いを修正できません。そんな赤もvermilionなのです。
これで、スピードで他を圧倒する勝利と栄光、先駆の赤。
誰からも喜ばれ、お祝い事におめでたい赤。
完璧を目指しチェックを怠らず常に研鑽する赤。
のイメージをお話しました。
これらの「赤」がそれぞれ「vermilion」のイメージです。
さて、もう一つvermilionの語源にかかわる意義付けがあります。
我が家の辞典によれば、vermilionは、vermilioun, vermillonとも綴られ、vermeil+onという成り立ちです。
vermeilは朱色(の)、鮮紅色(の)という意味の単語です。また、vermillionという綴りも使われています。
これをver+million(百万)と区切ったのでしょうか、ミリオン(ヒット)につながるとゲンをかついた使い方をする方があるかも知れませんが、どうでしょう?ちょっと可笑しいですよね。
経理で赤はマイナスを意味します。損得でいったら損です。儲けを追求するのではなく、損を承知で行動するのはボランティアの精神に通じます。vermilionの奉仕の精神は商売と無縁です。
vermilion, vermeilの語源は、verminから来ているといわれています。verminはハエ・シラミ・ゴキブリ・ネズミなどの害虫・有害小動物、コヨーテなどの害獣、またそれが転じて社会に害をおよぼす者という意味さえあります。
悪の組織への復讐を描いた映画キルビルで刀鍛冶を尋ねてきたヒロインが寿司屋の主人に日本刀が必要な訳を語るシーンで台詞にverminがでてきます。ネズミと訳されていますが、倒すべき社会の害毒・復讐の相手を指しています。
vermilionは虫をつぶした血の色です。あまりいい印象ではありませんね。いいえ、本当にそうでしょうか?vermilionこそ、悪に立ち向かい、堂々と戦い、ついに悪を滅ぼした、その証し、悪人の血の色、つまり正義の色だと思いませんか。
「正義」これこそ、vermilionの崇高な精神を表した言葉ではないでしょうか。
勝利・栄光・先駆・歓喜・慶祝・完璧・自省・研鑽・奉仕、そして正義。
vermilionには、こんな意義付けがあります。
あとは、感謝の心を忘れないでいきたいと思います。

特定非営利活動法人・エルダーネットQ州 代表 斉藤一郎

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